第8回講習会 ギャラリー 2018.9.9.@芸能花伝舎

バレエクラス       講師:酒井はな          ピアニスト:星 弘美

コンテンポラリークラス  講師:キミホ・ハルバート    アシスタント:名木田 弓音

キャラクタークラス    講師:マイレン・トレウバエフ   ピアニスト:小山翔子 

< 第8回講習会の講師 >

酒井はな

                               Sakai Hana

         バレエダンサー

 

5才よりバレエを始め、畑佐俊明に師事。

1988年橘バレヱ学校に入学、牧阿佐美、三谷恭三に師事。

93年牧阿佐美バレヱ団入団、18才で『くるみ割り人形』主役デビュー。

97年開場とともに新国立劇場開場バレエ団に移り、柿落とし公演『眠れる森の美女』にて森下洋子、吉田都と競演。

以降同団プリンシパルとして数々の初演を含む主演を務める。

優れた表現力と高い技術に品格の備わった、日本を代表するバレエダンサーのひとり。

クラシックバレエを中心にコンテンポラリーダンスやミュージカルにも出演。

2013年島地保武と共にダンス・ユニットAltneu<アルトノイ>を立ち上げる。2009年芸術選奨文部科学大臣賞、15年第35回ニムラ舞踊賞、17年紫綬褒章、18年第39回橘秋子賞特別賞ほか受賞歴多数。

 

キミホ・ハルバート

                       Kimiho Hulbert

                           ダンサー/振付家

ベルギー生まれのイギリス人。5歳より岸辺光代のもとでバレエを始め、アントワープバレエ学校 (ベルギー)を経て、94年コロラドバレエ団(アメリカ)入団。クラシックバレエの他、93〜00年青山バレエフェスティバルにて、日本のダンスシーンを牽引する島崎徹、金森穣、北村明子、武元賀寿子、鈴木稔等の作品に参加。97年帰国後は、新国立劇場バレエ団(現在、登録ダンサー)をはじめ、日本バレエ協会公演、都民フェスティバル等にソリストとして活躍する一方、振付家としての活動を開始。01年自身で振付・演出を手がけ、ダンサーとしても参加する『ユニット・キミホ』結成。グループでの活動の他、日本バレエ協会、NBAバレエ団、東京シティ・バレエ団、新国立劇場バレエ研修所、青山劇場公演等で作品を上演。堤幸彦監督映画「溺れる魚」の振付、劇団昴「夏の夜の夢」、新国立劇場オペラ「軍人たち」振付(演出:Willy Decker)、Johnson and Johnson CM、アンジェラ・アキ「始まりのバラード」PV等、舞台以外でも振付活動を行い、海外では韓国、ペルギー、オランダなどにも招待され作品を発表している。また、若いダンサーの育成にも力を入れ、様々なスタジオにてコンテンポラリークラスやワークショップを担当。近年では、ローザンヌ国際バレエコンクールのファイナリストの為にコンテンポラリー作品の振付も手がけている。07年横浜ダンスコレクションRソロ×デュオ<Compétition>+ファイナリスト。同年3 月UNIT KIMIHO初の自主公演「GARDEN OF VISIONS」を世田谷パブリックシアターにて開催。オンステージ新聞アンケートによる新人振付家ベスト1に選出される。08年3月札幌芸術の森バレエセミナー20周年記念公演Body & Imageにて「AGUA」上演。2009年UNIT KIMIHO第2回公演「White Fields」開催。2010年トヨタ コレオグラフィーアワード 2010「オーディンス賞」受賞、「ローザンヌ・ガラ」オープニング作品振付、オランダ国立歌劇場「兵士たち」振付・出演(演出:Willy Decker)。2011年2月新国立劇場バレエ研修所「Little Mermaid」振付、5月新国立劇場バレエ団Dance to the Future 2011 「Almond Blossoms」振付。

                      ©Naoya Yamaguchi
           ©Naoya Yamaguchi

マイレン・トレウバエフ

          Maylen Tleubaev

新国立劇場バレエ団登録プリンシパル

1977年 ロシア・サンクトペテルブルグ生まれ。

1994年 ワガノワバレエアカデミーを卒業後、マリインスキー劇場、レニングラード国立バレエ団(ミハイロフスキー劇場)ソリスト。

アメリカ、フランス、イタリア、オーストリア、日本などのツアーにソリストとして参加。

2002年8月より新国立劇場バレエ団ソリスト。

2008/2009 シーズンよりファーストソリストへ昇格。

2011/2012 シーズン~2015/2016

同劇場プリンシパル。

新国立劇場初の外国人プリンシパルとして、数々の全幕バレエの主役、重要なソリストを務めた。

2002年6月にはワガノワバレエアカデミーのバレエマスターコースを第一期生として卒業し、バレエマスターのロシア国家資格を取得。

全国各地でバレエコンクール審査員やセミナー特別講師も務め、振付家としても活躍。

国内外コンクール用の創作作品、全幕バレエ作品の振付・指導も手掛けている。

現在はロシアやカザフスタンのバレエ学校、バレエ団でも振付を行っている。

2016年7月、振付した『SWAN』がプラハダンスフェスティバル、コンペティション部門においてベストコリオグラフィー賞第2位を受賞。

またクラシック、デュエットの他、全幕バレエには欠かせないキャラクターダンス(民族舞踊)、バレエの為のアクチョール(演技法)の日本では数少ない教師としても活躍。

ロシア・ワガノワバレエアカデミーでも演技法のアレクサンドル・スチョーピン氏の代講を務めた。